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38.コラム 通販同梱

最近は大手通販会社が自社のカタログに、他社のパンフレットなどを同梱するサービスを始めています。

ちょっと自慢に聞こえるかも知れませんが、実はあれを最初に仕掛けたのは私なのです。

コロンブスの卵みたいなものですから、全くたいしたことではないのですが、同梱サービスのことならメリット・デメリットなど隅々まで知っているので少しご紹介します。

もともと、私のクライアントが新聞での資料請求広告をやっていました。商品は純金積み立てで、日経新聞15段とかかなりのコストを掛けていました。ところが、CPRが非常に悪く、私の会社に相談に来ました。

そこで、私が担当していた通販会社に同梱サービスをお願いしたのです。商品バッティングは全くしませんし、ましては、リストが通販リストですからレスポンスは期待できる。まさしくWinWinの関係が築けると思ったのです。結果は大成功。1/10以下のコストでリストを集めることが出来ました。

そのクライアントは、もっと通販会社を紹介して欲しいと言ってきました。私が紹介した会社の通販企業は、兼業通販でそれ程リストを持っていなかったのです。私の担当していた通販会社は全て紹介し、全ての企業で成功しました。

クライアントは大成功しているわけですから、もっともっとです。

そして、大手百貨店通販に同梱のご紹介をして、部長同士の了解を得て、話がまとまりました。営業担当の私の取り扱いも格段に大きくなります。頭の中は取らぬ狸の皮算用でいっぱいです。ところが、百貨店の取締役会で却下されました。「金は相場なのでお客様に損させることもある」からが理由でした。

クライアントの高額な予算が宙に浮いてしまったのです。

そこで、専業通販会社にオファーしたところ、テストからならやっても良いとの返答が。

追加、追加で何万枚撒いたかわからないくらい同梱しました。クライアント、通販企業、私の勤めていた会社、全てWinWinです。

半年後、その会社はそれを部署として事業にしたのです。

今考えれば、成功するのは当たり前です。通販会社が高い金額を出して、通販に反応しやすいリストを揃えてくれた訳ですから、反応は高いはずです。

これをご覧になった皆様も通販同梱はトコトン利用したほうが良いですよ。

では、自社の商品に同梱させて良いのでしょうか?私が言うべきではないかも知れませんが、おこなってはいけません。

いくら商品がバッティングしないとしても、お客様の財布は一つです。1万円の買い物をしたら、1万円の他の商品は買わなくなります。何より、高いお金を出して集めたリストを安く販売することはありません。

同梱サービスは少しずつですが、血が流れていると思ってください。血が出すぎると倒れてしまいますよ。

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株式会社スプレンダーダイレクト

 
萩原 繁(はぎわら しげる)

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